【菅氏の日常】|得する人、損する人【 輝石の価値は】

新年明けましておめでとうございます。

さっそくですが、今年の目標を

「良い転職が出来ますように」

もはや去年の目標すら覚えてない。

付け加えるならまだ転職してない。

これには諸々の事情が…という言い訳は一通りの流れ。

相も変わらず社内ニートは居るし、同期も辞めて、後輩も辞める。

残こるは老人のみ、若者は見切りを付け居なくなるばかり。

現状に目もくれず、不景気だけどV字回復に意気込む上役。

…もう無理だろ

毎年、数十人採用して翌年には倍の人数辞めてるんだぞ…

さて、本題

何度か日記に登場している社内ニートくん。

実在する彼に対し、こんな疑問が浮かぶ。

彼は「得している、損をしている」である。

……

「あんなやつ、放っておけ。その内クビになる」と言われ入社して約7年(24年現在)、文字道り放置され社内ニート満喫中の彼。

人と喋れず、仕事も出来ない。

電話も出れない、外にも出せない。

そんな彼は同期である。

菅氏と同期Aと元同期Aの3人で飲むことがあり、そこで話題が上がる。

同期A「社内ニートは良いよな、一日中何もしないのに、残業しまくりの俺たちと変わらない給料だし、休みも多い、あいつの為の会社だよ。」

元同期A「本当だよ、何の為に仕事してるか分からなくなるよ」

同期A「あいつは得しかしてねぇ」

……

菅氏は彼が得をしているとは思わなかった。

仕事は出来ない、人とコミュニケーションが取れない、ただし勤めている以上、賃金は発生する。だけ

彼はどこの部署でも「使えない、いらない」と異動を繰り返している。

彼に「使えない、いらない」の自覚は無い。

社宅で笑っている所を見たことがない。

常に独り。

皆、口を揃えて「彼はヤバい、社会に出てはいけない人」と言う。

彼の趣味は小説を書くこと、それ以上は知らないし教えて貰えなかった。

とても散財する人には見えない、余程の事が無い限り貯金0は有り得ない。

そんな彼は得する人なのか?

彼は金以外何かを得たのか?

現場での知識、技術、経験、事務所の先輩、後輩、飲みに行ける同期…etc

社会人として得られるものは数え切れない。菅氏は様々な事を刻み込まれた。

入社してから変わった、菅氏の考え方も。

彼は唯一変わらない、入社した時のまま。

彼は誰とも話さない、話しかけても無視。

新入社員の方が仕事を知ってる、仕事は出来ない。

これまでも、これからも何も得ることが無い環境と得る必要すら無いと行動する彼。

放置される環境に甘え、自分は高みにいると履き違えた結果が彼という存在に至る。

何も持ちえない「損をしている」と菅氏は思う。

彼は「得している、損している」どちらだと思いますか?